装備品のご質問実行委員長がお答えします!

(メールなどお問い合わせが多い事例の回答です、参考にしてね)
装備品はすべて必須です。
全てに意味があります。
セルフレスキューファーストのためには必要な装備とご理解ください。無ければ大会当日会場に来られたとしても船検に通らず参加できません。よろしくお願い申し上げます。
① フローテーションバック
沈した場合カヤック、カヌーの中に数百キロの水が入り、流れの中では
水抜きができず、起こせなくなります。重さや岩などに当たりカヤック本体が壊れたり、負傷の原因になります。
また当方のレスキュー要員も重いと引き上げのために肩を痛めたり、時間を要し大会自体の安全脅かします。 ファルトなど折りたたみカヤックやカナディアンカヌーなど隔壁を持たない水が入る船は必ずフローテーションバックをつけてください。
ファルトはサイドエアチューブがあったとしても船体の形を整えるもので(船体布のテンション上げる)私たちの言っているフローテーションバックとは違います。ボイジャーなど組み立てカヤックに前後に入れるフローテーションバックはモンベルでは別売りです。
隔壁(バルクヘッド)で空気室を持っているシーカヤックや、空気室があるシットオン、サップ、インフレータブルカヤックはその限りではありません。
②ペインターロープ
艇の前後につけるので2本必要
素材はレスキュー用の黄色い浮くロープと同じです。
沈した時、流れの中で泳ぎながら自分でカヤックを引く、陸に引き上げる、川の浅瀬を歩く時ひく、沈し、レスキューしてもらう時に引いてもらうど、安価な割には命を守る大切な道具です。
③レスキュースローバック(各人1セット)
自分を助けるだけではなく同乗者を救うため艇長が持つのは責務です。必ず持ってきてください。
持っていても使えなければ何もならないので、いつでも使えるように、投げる、回収する、掴むなどなど事前練習が必要です。
④スプレーカバー(コーミングカバー、スプレースカートは無し)人数分のスプレースカートが無ければ参加出来ません。
今回のコースは風が強く、少しでも楽に安全に進むにはコーミングの中に水はもちろん、風を入れないためです。
船の中に風が入ると押されて沈しやすくラダーも効かず進行方向もままならずです。また海が近く天候によっては向かい波が高く、向かい風や押し寄せる波の中休む暇なく漕ぎ続けなければなりません、ペットボトルの水を飲むのにも躊躇するほど風に翻弄される場合もあります。なのでスカートがあるかないかで安全が左右されます。ちなみに向かい風の場合この区間通常私で2時間半コースが、5時間といった事もあります。モンベルではツーリングカヤックようにスプレースカートスモーるなど取り合ってますね
⑤Q.ヘルメットはサイクリング用でよいですか?
A、今回はサイクリング用で構いませんよ
でもカヤック用があるといいですね
実は、自転車のヘルメットは転倒などの安全性と空気を前から入れて頭を冷やす構造のため色々な突起やデザインです、水の中ではどんなふうに水圧で頭を動かすか未知です。
カヌー用の場合は転倒や枝などから守るだけではなく流水の中で水力学の考えから、ヘルメットの周りを丸く水が回って頭を水圧で抑えられないように考えられています。
また水に濡れてもクッション材が水を吸って重くならないように内装材もドライです。
どちらを使いますか?
さてお答えになったでしょうか、まだ締め切りまでしばらくあります考慮、準備、練習など色々楽しい道のりをお過ごし下さい。
また何かあれば
ダウンザテッシ実行委員長
吉川一茶